大自然が育んだ「ゲル」について

天然ゲルとは、自然界の動植物や
鉱石などに含まれる粘質のことです。

例えば、アロエや海藻、粘土などの
ヌルヌルとしたゼリー状のものとなります。

皮膚細胞にも保湿機能に関わる重要なものとして、
粘質(ゲル)ファクターがあります。

私たちの体の細胞にもゲルが存在しています。

ゲル化粧品はこの粘質に着目して開発されました。

従来の化粧品は、水と油を混ぜ合わせるために
乳化剤として石油系界面活性剤の力を
借りていましたが、
天然のゲルは
石油系界面活性剤を使わず、
肌機能を高める働きをします。

• 海のゲル

  海藻類
  （紅藻、渇藻、緑藻など）で、
  アミノ酸、ミネラル、核酸などを
  豊富に含んでいます。

• 動物のゲル

  ヒアルロン酸、コラーゲン、
  キチンリキッドなど主にして
  動物の皮膚や甲羅などに存在し、
  豊富な保湿性、弾力性が特徴で、
  アミノ酸を含んでいます。
  お肌にハリとツヤを与える
  重要なゲルです。

• 植物のゲル

  アロエ、マルメロ、甘草、
  プルラン、オウゴンなどで、
  各種のビタミン、酵素や
  アミノ酸などが含まれています。

• 山のゲル

  粘土(セリサイト)や麦飯石など
  各種ミネラルを含み、
  ファンデーションなどへの
  応用ができ、
  保湿性、通気性などを高めます。

• バイオゲル

  自然界にある成分を
  科学的に合成した成分。
  バイオテクノロジーで
  作られた成分は、
  安定して大量生産できる点に
  優れています。
  ビフィズス菌発酵エキス、
  ヒアルロン酸など。